1965-12-01 第50回国会 参議院 日韓条約等特別委員会公聴会 第1号
三年前の一月十三日社会党使節団が、北京で張爰若外交学会会長との共同声明の中で、日韓会談粉砕運動支持の約束を取りつけられましたが、もしも、この約束のゆえに、日韓条約絶対反対の態度をとっているのであるならば、さらに問題でありましょう。
三年前の一月十三日社会党使節団が、北京で張爰若外交学会会長との共同声明の中で、日韓会談粉砕運動支持の約束を取りつけられましたが、もしも、この約束のゆえに、日韓条約絶対反対の態度をとっているのであるならば、さらに問題でありましょう。
また、安保条約の破棄、日韓会談粉砕、新暴力法粉砕、原子力潜水艦寄港阻止、F105機というのですか、あの飛行機、あるいは軍事基地撤去、沖縄即時祖国復帰の実現、さらに、日中国交回復とか、あるいは日ソ平和条約の締結、日鮮往来の自由化実現、こういうことを先般の日教組の大会においてスローガンとして掲げて、これを日教組の諸君は採択しておる。
さらに最近の日韓会談の反対の動きを見ましても、御案内のように、去る三月二十七日の北鮮最高人民会議における日韓会談粉砕の決議をはじめといたしまして、その他、共産主義の総合的な指導は最近急に活発化してきた状態であることも、また強く心にとどめておかねばならないと存じます。
在日本祖国防衛委員会、略称祖防と共に全国的組織を拡大強化いたしまして、韓国に対する国連軍の軍事援助を帝国主義的な祖国侵略であるといたしまして、これに対する妨害的な宣伝に出で、或いは強制送還反対、日韓会談粉砕、民族教育の確立等を問題に捉えまして大衆鬪争を繰返しておるのであります。